
カナダのタックスリターン(確定申告)の提出時期が今年もやってきました。2017年分のタックスリターンの提出に関して覚えておきたい日付を紹介します。
カナダのタックスリターンとは
日本の会社員であれば、会社が年末調整をしてくれるので医療費の還付など特別な申告がない場合は自分で確定申告をする必要がありません。けれども、カナダには年末調整の制度がないので、会社員も自営業者も自分で確定申告をする必要があります。また、収入のない学生などもタックスリターンをすることでGST Creditなどの還付を受けることができる場合があります。
GST Credit については「カナダで無収入でも Tax Return(確定申告)をしたほうがいい人」をご覧ください。
2017年分タックスリターンの覚えておきたい日にち
2018年2月26日: オンライン申告(electric filing)の受付開始
2018年3月 1日:RRSP締め切り
2018年4月30日:個人のタックスリターン締め切り、支払期限
2018年6月15日:個人事業主のタックスリターン締め切り
個人事業主のタックスリターンの締め切りは6月15日ですが、支払いは4月30日までに済ませないと利息や罰金を支払うことになるので気をつけましょう。また、税金の支払いのない場合は、4月30日を過ぎてから提出しても罰則はありません。ただ、遅れて申告をすると、Canada Child Benefit や GST Credit などの受け取りが遅くなることがあるので、期限までに申告をしましょう。
まとめ
タックスリターンは1年に1度のことなので、締め切りなどを忘れてしまうこともありますよね。締め切り前にあせらなくていいように、大切な日にちを確認しておきましょう。
この記事へのコメント